2019/04/07 主日礼拝

宣教: 瓦解したペトロの良心
聖書: ルカによる福音書22章54-62節

「主は振り向いてペトロを見つめられた。ペトロは、『今日、鶏が鳴く前に、あなたは三度わたしを知らないと言うだろう』と言われた主の言葉を思い出した。そして外に出て、激しく泣いた。」ルカによる福音書22章61-62節

 受難節の只中、私たちは十字架へ進み行く決意をされた主イエス様の苦悩と孤独に思いを馳せながらこの時期を過ごします。弟子のペトロはイエスが受けられる苦難に自分も信従すると言いました。そのペトロに対してイエス様は「あなたは立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。」と言われました。イエスが逮捕され、大祭司の家に連行されていった際、ペトロは恐怖のあまり、気力も、神に対する情熱の思いも全てを失い茫然自失となります。肉体的、精神的な苦痛と汚辱に身を浸しながら死んでいゆく十字架の恐ろしさがペトロの心を覆い尽くし、彼のペトロの心から神を追い出してしまった出来事となりペトロは慟哭するに至ったのです。神の計らいは弟子たちの願いや思い、そして今を生きる私たちの思いをも超えています。神様は人の心の汚れ、恥をも赦し清めるために御子を十字架で償いのための犠牲として下さいました。神は愛なり。牧師 山本龍一郎