2019/04/14 主日礼拝


宣教: ピラト、群集の鬱憤を晴らす
聖書: ルカによる福音書 23章13-25節

「ピラトは三度目に言った。『いったい、どんな悪事を働いたと言うのか。この男には死刑に当たる犯罪は何も見つからなかった。だから、鞭で懲らしめて釈放しよう。』ところが人々は、イエスを十字架につけるようにあくまでも大声で要求し続けた。その声はますます強くなった。そこで、ピラトは彼らの要求をいれる決定を下した。」ルカによる福音書23章22-23節

 ユダヤ三大祭の中で最も盛大な祭り「過越しの祭り」に詣でることは2000年前のユダヤの男子にとっての最大の関心事でありました。その祭りではローマ総督による裁判の公開、毎年の恒例の恩赦が見ものとされていた。ローマ帝国に支配されるユダヤ地方には法治の権限が許されていなかったため、総督ピラトの手にその権限が委ねられていした。ピラトはイエスを十字架に付ける理由が見出せず、彼を釈放しようとしたが、群衆は激しく憤りながらイエスの十字架刑を望んだのです。誇り高きローマの栄光である公平な正義は、群衆に横車を押されるかたちで捻じ曲げられ不当な裁判が行われた。十字架への道こそが救いの基となるよう神がその御子に課せられたことに私たちは驚き、戦きます。闇の力が振るうこの世界の不義の中に神の御心は実現したのです。神の御子はこの世界の罪より人類が救われるための恵み、新しい命です。神様は愛と忍耐をもって私たちを憐れんで下さったことに感謝しましょう。牧師 山本龍一郎